心理カウンセラー

わたしが心理カウンセラーになったわけ

自信がない「いい人」卒業カウンセラーのくすのきゆみこです。

3社の企業で30年間はたらいてきた私がなぜカウンセラーになったのか? そのきっかけについてお話ししたいと思います。

睡眠障害になったモーレツ会社員時代

外資のメディア企業でマーケティングの仕事をしていました。自社のメディアに誇りをもち、やりがいを感じていました。その一方で終わることのない激務と社内政治、部署間の対立や足のひっぱり合い。ストレスの多い環境下で、心と体は悲鳴をあげていました。

目標を達成すれば、もっともっとと求められ、目標が達成できなければ、さらにドライブをかけて走りつづけけました。

次々と畳みかけるように複数のプロジェクトを抱えて働くうちに、夜中2時間おき「あれをやってない」「これも間に合わない」と目が覚めるようになり、何時に寝ても朝4時には目が覚めたまま眠れなくなりました。

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さらに、アトピー性皮膚炎が悪化し、顔も体も炎症をおこし腫れあがりました。いま振り返れば、もう限界でした。

少ない人数でこなせる仕事量ではなく、完全にキャパオーバーでしたが、あのころの私は「弱いからこの壁を乗り越えられないんだ」と自分を責め、「もっと強くならなければ」と自分をむち打って走りつづけました。

チームのメンバーは突発性難聴、不眠症、鬱、円形脱毛症の症状がでていました。 それでも業績を回復させようと必死にがんばりつづけました。

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しばらくして大規模な人員削減がありました。 ホテルの一室に呼ばれ、飲みかけのお茶を残したままオフィスに戻ってこなかった仲間たち。その机の前で呆然と立ちつくしました。

その後、数ヵ月で会社の体制が替わり、人を大幅に増やし、まるで別の会社のように姿をかえました。誰もが明るい表情で仕事を始める中、私は相変わらず朝4時に目が覚めたまま眠れない毎日でした。

さらにこれまでのことを思い出すと動悸がして胸が苦しくなりました。目の前の現実は変わっているのに、自分だけなにも変わらない。

途方に暮れて病院に相談にいくと、睡眠薬をだされました。しかし原因がわからぬまま結果を抑えこむことはしたくないと思い、結局クスリはのみませんでした。

心理学とカウンセリングを学ぶ

自分にいったい何が起きているのか? その原因を知りたい。根本的に解決したい。

その思いで、以前から興味をもっていた心理カウンセラー養成講座の受講を決めました。そしてこの決断が新しい扉を開きます。なぜなら、心理学が私の中にあった「なぜ?」をひとつひとつ解き明かしてくれたからです。

なぜ、状況が変わったのに眠れないのか?
なぜ、忙しくしていないと不安なのか?
なぜ、どこにいっても結局おなじと思うのか?
なぜ、人に頼れないのか?
なぜ、会社を辞めないのか?



すべて自分の中に理由があり、その結果も自分がつくりだしたものでした。

さらに、カウンセリングを受け、ずっと我慢していた感情を感じて解放することで、止まっていた時間を前に進めることができました。少しづつ眠れる日が増えていったのです。

心の奥深さに魅せられ、そのメカニズムをもっと知りたくなり、心理学、カウンセリング、セラピーを学び続けました。

もしあなたに悩みがあるのなら

もし、いまあなたに悩みがあるなら「もうそのままの生き方では無理があるよ」というメッセージです。その悩みに向きあわずに先のばしをしても、原因を手放さないかぎり、相手や状況を変えて、同じ悩みをくりかえします。逆に、悩みの根本的な原因を特定し、手放すことで、人生を変えることができます。

「私は悩んでいます」「助けてください」そういうことは、とても勇気のいることです。さらに、私たちは自分の問題や感情を認めず否認することもあります。

「否認」とはつらい経験をしたときにそれをなかったことにして、ショックをやわらげようとする無意識レベルの心の働きのことです。つまり認められないくらいつらい、ということです。でも、もう大丈夫です。

あなたのお悩みをお聞かせください。悩みの根本的な原因をとりのぞき、あなた本来の輝きを取り戻せるよう心をこめてサポートします。

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