感情

生き方を変えるために「怒り」が必要なわけ

更新日:

怒りを我慢すると危険です

怒りが苦手な人、多いですよね。
私も苦手です。

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怒られるのはもちろん、
怒ることが苦手という人も多いと思います。

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怒ることが苦手な人は
怒りをだすといいことがない、
と思っているのではないでしょうか?

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私は以前、そう思っていました。

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人に嫌われないよう、
敵をつくらないよう、
みっともないと軽蔑されないよう、

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怒りをださずに自分を守っている
つもりでした。

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でも実際には、怒りを我慢することで
自分を危険にさらしていました。

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なぜなら怒りは

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自分を守るため、
現状を打破するために

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必要な感情だからです。

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怒りはなぜ必要なのか?

人は無意識に、どこまでやったら相手が怒る
かを見極めています。

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相手が怒ったり不愉快な顔をしたら、それ
以上進むのはやめ、同じことは繰り返しません。

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でも、嫌なきもちになったのに我慢して
ニコニコしてしていると「この人は何を
いっても大丈夫」と軽んじられてしまいます。

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自分を大切にしている人は、失礼な態度を
とられると自然に怒りを感じ、適切に相手
に伝えます。

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そうすることで自分の気持ちを尊重できて
いるので、人からも大切にされます。

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私は以前、怒りを感じてもそれを我慢し、
後から怒りが湧いてくることがありました。

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怒りに悪いイメージしかなく、怒ることが
できなかったからです。

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その思いこみの原因は子どもの頃にあります。

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怒りがだせなくなる原因

怒りを適切に使えない人は、感情を抑えこむ
親、または、感情を抑えられない親に育てら
れているケースが多いです。

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私が幼いころ母は常にイライラしていて、
事あるごとにキレていたので、幼い私は
それを「怒り」だと勘違いしました。

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今なら、母は怒っていたというより、
悲しくて怖かったのだとわかります。

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でも怒りは人を傷つけるものだと勘違いし
た私は、怒るのはやめようと決めました。

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だから、感情を爆発させる人を見ると幼い
頃のトラウマが発動し、絶対にあんな風に
はならないと決意を新たにしていました。

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怒りをないことにしている私のことを
「何をいっても怒らない人」と捉えて
そういう扱いをする人が現れます。

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もちろん大切に扱ってくれた人たちが
ほとんどでしたが、もし私が怒りを適切に
使えていたら、そういう態度をとる人は
現れなかったと思います。

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さらに私は感情を甘くみていました。

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我慢した怒りは時がたてば消えてなくなる
と思っていたんですよね。

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時がたつと怒りは消えるのではなく、
無意識に追いやられ、保存されます。

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つまり、我慢した感情が消えてなくなる
ことはありません。

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外に向くべき怒りは我慢すると内に向き、
ストレスになって自分を攻撃します。

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なんでこうなんだろうと自分を責めたり、
自信がなくなったり、無気力になったり
します。

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私の場合は、肩こり、首こり、不整脈、
かゆみといった症状にでてしまいました。
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怒りが人生を切り拓く

私たちは「NO!」といったり、決断した
り、人生を前に進めるときに怒りを使います。

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つまり、怒りは攻撃ではなく自分を守る
力、行動を推し進める力です。

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私は嫌です。
やめてください。
納得がいきません。

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こんな風に自分の意見をいったり、人生を
切り拓いていくときに怒りが必要なのです。

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心理セラピーでも、怒りは悩みを解決する
カギを握っています。

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自分を変え、これまでの生き方を変える、
と決めて前に進むときに怒りが必要です。

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怒りを使えないと今いる場所にとどまって
しまいます。

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でも、怒りを適切に使うことで現状を打破
し、人生を好転させることができるからです。

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もし怒りを適切に使えていないと感じたら、
怒りは自分を守る味方、と受けいれてみて
ください。

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怒りを適切に使うということは、怒りを自分
でコントロールし、自分を守るために相手に
適切に伝えられる、ということです。

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相手を攻撃したくなったら、それは怒りでは
なく、恐怖を感じている時です。

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イライラしてキレてしまう人は、自分の本物
の感情と向き合うことが大切です。

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怒りでカモフラージュせず、本当は怖い、
分かってもらえなくて悲しい、と自分の本物
の気持ちを感じて、それを相手に伝えてみて
ください。

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感情を我慢するとストレスになります。

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とはいえ、「沈黙は金」という格言通り、
感情はその場でださないほうが得策な場合
も多いです。

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そんな時は、怒りを自分で消化すること
をお勧めします。

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感情は怒りの対象に向けて直接ださなく
ても、消化できるので、その方法をご紹介
しますね。

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安全な場所で一人になり、
怒りを感じた場面をありありと思い出し
そこに身をおきます。

怒りが湧いてきたら深呼吸をしながら、

丸めた新聞紙でクッションを叩く、

湧きあがってくる怒りを紙に書いて破る、

トイレットペーパーに書いてトイレに流す、

など、自分がスッキリする方法でやって
みてください。

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怒りを感じた対象を頭において消化すれば、
脳は実際の対象に向けて怒りをだしたと
錯覚してくれます。

脳を上手にだましてみてください。

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あなたが怒りを上手に適切につかって
自分を大切にできますように☆

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