自信を育てるカウンセリング
心と食のアトリエ🍀ゆみの木
ありのままの自分で
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幸せに生きられるよう
心をこめてサポートをしています。
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「あなた、おっぱいマシーンになりたいの?
母親になりたいの?」
タレントの神田うのさんが
出産後に実母にいわれてハッとした、
と語っていたエピソード。
時間を無駄にしたくない!と
メールやメイクしながら授乳していたら
「目を見て親子の時間を大事にしなさい」
と注意されたそう。
もう10年くらい前に読んだ記事なのに
偉大なお母さんだなぁ と感動したので、
鮮明に覚えています。
これ、とても大切ですよね。
赤ちゃんがお母さんと安定した絆を結べるか
それがその子のその後の人生に
大きく影響するからです。
お母さんとの間に心の安全基地を築けないと
その後の人生で
「いつも寂しい」
「いつか1人になってしまう気がする」
といった漠然とした不安をもちやすく
人を愛したり、愛されたりが
うまくできなくなるからです。
赤ちゃんがお母さんとの関係の中で
築く心の安全基地を「愛着」と呼びます。
おっぱいを飲む
という行為ひとつとっても
ただ空腹を満たしているだけなのか
お母さんの愛情を全身に浴びているのか
によって大きく違うんですね。
それは赤ちゃんにとって
お母さん=世界
だから。
赤ちゃんはおっぱいをもらい
お母さんから受け入れられている
と感じると
「世界は安心でいいところだなぁ♡」
「私は世界に暖かく受けいれられて
いるなぁ♡」
と世界に対してよいイメージを抱きます。
逆に、
お母さんが赤ちゃんと
目も合わせず
話しかけもせず
義務的に栄養補給をしていると
赤ちゃんは
「私は世界に歓迎されていない」
「世界は安全なところではない」
という感覚をもちます。
赤ちゃんは単に栄養補給をする人とは
心の絆を結ぶことができず
信頼感や心の安全基地(愛着)
をうまく築けないからです。
心だけでなく、体の発育にも
知的な発達にも影響がでます。
愛着は3歳までに形成され、
大人の4割くらいは程度の差こそあれ
安定した愛着が築けていない😲
といわれています。
とても有名な代理母の実験がありますね。
授乳器をもつ鉄のワイヤー製のお母さんと
授乳器のない布製の柔らかいお母さん
サルの赤ちゃんはどちらを選ぶか?
という実験です。
どっちを選んだと思いますか?
赤ちゃんはほとんどの時間を
布に包まれた柔らかいお母さんと過ごし、
お腹が空いたと泣き続けて
もうどうしようもなくなると
鉄のワイヤー製のお母さんのところにいく
という結果です。
この実験から
赤ちゃんにとって
柔らかいお母さんに抱っこしてもらうことが
お腹を満たす以上に大事だと分かります。
(せつない実験ですね…涙)
母親との関係の中で
自分は世界に受け入れられている
という安心と自己肯定感の源が
できあがり、
それは記憶には残っていなくても
無意識のずっと奥にしまわれていて
安心の土台になっている
だからその土台がないと
あとからいろいろ積み重ねても
もろく崩れやすいんです。
この安全基地(愛着)築けているかが
自己肯定感をもてるかどうかにも
関係してきます。
お母さんってすごい存在ですね~(^^)
ちなみに私はというと、安定した愛着が
築けなかった4割のほうにはいります。
若いころは不安定な愛着の持ち主でした。
でもまぁ本当にいろいろな経験をして
今では別人のように安定しています。
だから、
あれが母の精一杯だったんだなと
思えるようになりました。
夫の存在も大きいです。
わたしの親友は夫のことを
「安全地帯」と呼んでいました。
(玉置浩二とは無関係です、念のため笑)
愛着の問題は母の母、そのまた母と
世代間で連鎖しやすいことも
根が深い理由の一つです。
愛着の問題は解決に時間がかかります。
それでも、
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解決できます
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もしあなたが
人間関係が苦手で悩みがつきなかったり
人から見捨てられる気がしてこわい
相手の愛情を信じられない
子どもを見ても可愛いと思えない
というような悩みがあったら
🍀ゆみの木までご相談ください。
あなたを取り巻く世界が少しでも
安全な場所に感じられるようサポートします。
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*愛着とはある特定の愛情対象に対する
特別な結びつきのことです。
必ずしも母親でなくても形成可能です。