悩み・不安・恐れ 心理カウンセリング

後に引きずらず切り替えの早い人になる方法

更新日:

あなたは失敗したり嫌なことがあったとき
サッと切り替えられますか?

それとも、
後に引きずってしまうほうですか?
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私は以前はよく引きずっていました。

「ああ言えばよかった」
「こうすればよかった」
と一人反省会をしたり、

後から怒りが湧いてきたりと
なかなか切り替えがつきませんでした。
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でも気づいたら切り替えがつくように
なっていました。
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なぜかというと、
もっていた思いこみを変えたからです。

その方法をお伝えしようと思います。

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後にひきずってしまうのはこんな人です。
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1)自信がない人。
2)人に気をつかいすぎる人。
3)感情を感じないようにしている人。
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ひとつづつ説明をしていきます。
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1)自信がない人

何かができるから自信があるとか
何かができないから自信がないとか
そういうことではありません。

ありのままの自分に
OKがだせているか、いないかです。

「ありのままの自分でいい」
という安心感をもっていないと、

自分にダメだししやすく、
嫌なことをひきずってしまいます。
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2)人に気をつかいすぎる人

常に大人でいなければ、
いい人でいなければ、と思っている人です。

人に頼ったりワガママを言うことを
自分に禁止し、人を優先します。

嫌われないように我慢して
人にあわせているので、

嫌なことを嫌といえずに
後にひきずってしまいます。
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3)感じないようにしている人

グルグルと思考ばかりしている人です。

感情は考えてもなくなりません。
感じてはじめて消化されます。

考えるだけで感じないようにしていると
感情はなくならず、

後々までひきずってしまいます。

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いかがでしょう?
思い当たることはありますか?
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ちなみにこれはすべて、
かつての私のことです。

だから、この思いこみをもつ生きづらさは
とてもよくわかります。
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私の場合、
過労によるストレスで睡眠障害になり、

アトピー性皮膚炎で文字どおり
ボロボロになりました。

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ありのままの自分には価値がない。
子供でいてはいけない。
感情を感じてはいけない
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こうした不自由な思いこみをもっていると、
ストレスを溜めこみやすく、
生きづらさを感じやすくなります。

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もしあなたが
「生まれつきの性格だからしかたない」
と思っているならそれは違います。

思いこみは
生まれつきの性格ではありません。

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ではいったい、どこで、どうやって
思いこみをつくるのか?というと、
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子供のころの

1.強い感情を伴った体験
2.何回も繰りかえされた体験
3.親や先生など影響力がある人による体験

によって18歳頃までにつくられます。
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たとえば、

いつも上からおさえつけられて
自己主張を許されなかったり、
親に話を聞いてもらえないと、

ありのままの自分には価値がない
という思いこみをもちやすくなります。

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しつけがとても厳しい親、

真面目できちんとしていて
物ごとを楽しまない親に、

自由に子どもらしくふるまうことを
禁止されて育つと、

子どもであってはいけない

という思いこみをもちやすくなります。

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さらに、

感情を我慢しておさえこむ親や、
特定の感情を禁止する親に育てられたり、

いつも怒っている短気な親が怖かったから
怒ることは悪いことだと思いこむと

感情を感じてはいけない
という思いこみをとりこみます。

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親や先生など影響力がある人から

強く感情を揺さぶられた体験、
または、繰りかえされた体験によって、

子供はこうした思いこみを無意識にとりこみ
大人になるとそれを強化しながら生きて
いきます。

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ではどうしたら悩みの原因となる思いこみ
を手放せるのか?
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それは、
意識ではなく無意識の領域で自分で
「決める」ことです。
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心理セラピーは無意識の思いこみを手放し
書き換える一つの方法です。

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原体験にもどり、
そのときの感情を感じなおし、
無意識の思いこみを書きかえます。

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ありのままの自分でいい。
自分を優先していい。
感情を感じていい

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これを自分に許可できるようになると、
たとえ失敗したり嫌なことがあっても、

「そこからなにを学んだの?」

と自分に問いかけをし、答えをだして、
サッと切り替えられるようになります。

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最後に。

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失敗したり、人間関係で嫌なことが
あったときは、自分の考えや気持ちを
相手に伝えることをおすすめします。

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それは言いわけではなく必要なことです。

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そうすることで後悔を減らし、
意識を未来へ向けやすくなります。

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ありのままの自分でいい。
自分を優先していい。
感情を感じていい

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これは結局のところ
すべて同じことをいっています。

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自分を大切にしてあげて

ということです。

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子供のころ、何かができなければ
自分には価値がないと思っていた。

子供なのに子供でいられなかった。

きもちを麻痺させてがんばってきた。

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そんなあなたに、

「もういいよ。
十分がんばってきたよ。」

そう声をかけてあげるということです。
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思いこみを手放せば、後に引きずらず
サッと切り替えができるようになります。
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そうすることで
生きづらさから解放されていきます。

ー---・・☆

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